自分のチカラを引き出す腸活②昼メニューの組み方編《腸の辞典》
朝食スイッチ編に続き、腸のために「昼に意識したいこと」があります。
腸活=“食生活で取り組むもの”というイメージの方も多いのではないでしょうか。
実は腸活を成功させる秘訣として「休息」や「運動」も意識することが挙げられます。
昼のルーティンを組むにあたり大切なこと、それは「バランス」。
【食・動・休】を皆さんのライフスタイルに応じてどのように組み込むか。
考えて実践してみましょう。
1.ダイエットやパフォーマンス向上に最適タイミングな昼甘酒
「飲む点滴」と言われる麹甘酒は腸に必要なブドウ糖や必須アミノ酸、ビタミンやレジスタントプロテイン等が含まれます。
これらは身体づくりに非常に重要な成分。
効率的な栄養補給の他、便通改善、肥満抑制効果、コレステロール低減効果等が期待できます。
カロリーを考慮するとダイエット目的の場合、昼間に100~150mlをおやつ代わりに飲むのがオススメ。
美肌作りや脳に働きかける成分もあるため集中したい作業前や勉強前にもオススメです。
2.カフェインは賢く摂ろう
腸を動かす作用やリラックス効果があるカフェイン。
適量なら摂らない人よりも健康効果があるとも言われています。
腸活でカフェインを活用するポイントは2つ。
①適量を守る
②時間を意識する
「目覚めのコーヒー」として飲む方も多いコーヒー。
実はこれはもったいない話。
目覚めを呼ぶホルモンが朝に働きますがそこでコーヒーを飲むと身体がサボり出すことも。
飲むのにオススメは起床後3時間~14時の間。
腸活に大切な睡眠を妨げないタイムリミットも意識して摂りましょう。
3.ランチはどこでも腸活できる
腸活したい!と思った時、食事を意識して変える事も大切です。
だけど忙しい仕事や家事等の合間に丁寧な食事の準備をするのは難しいのも現実…。
そんな時、コンビニや外食でもできる工夫は沢山あります。
まずは単品メニューを避ける事。
パスタやうどん、丼ぶり物を選ぶなら野菜のおかずや味噌汁を足しましょう。
たんぱく質やビタミンを意識して加えるようにすると腸活メニューに1歩前進!
4.動くと休むのバランスを考えよう
昼に行うと良いのが「少しのお昼寝」と「少しのお散歩」。
昼食後の眠気対策や夜の熟睡のために12~15時の間に20分程度のお昼寝と軽いお散歩が良いとされています。
昼に集中して活動し、夜にぐっすり眠るのは実は腸活にかなり重要な要素。
ランチには少し歩いて遠いお店に行ったり、オフィスの階段を利用したり。
寝るのが難しければ10分目をつむり瞑想でも効果抜群。
動くと休むのバランスを意識してみましょう。
5.おやつも腸活メニューにシフトしよう
夕食までの時間、夕方前くらいに少しおやつを食べるのは血糖値の急激な上下を防ぎ、夕食のドカ食い防止にもなります。
先ほどお伝えした甘酒の他に、ここではいかに腸に良いおやつを選べるかがポイント。
カカオ70%以上の高カカオチョコレートやナッツ、ドライフルーツなど無塩・無添加に気をつけて選べると良いですね。
ポリフェノールやビタミンの抗酸化作用を狙っておやつを選ぶのも楽しいものです。
腸活は緩く楽しむ事も大切です♩
(あとがき)
腸のための昼ルーティンいかがでしたでしょうか。
腸活の要は「夜」にあると私は考えています。
夜にしっかりと身体が本来持つ働きができるよう朝・昼からの心掛けがとても大切です。
そして良い夜を過ごすことが、良い朝と昼に繋がります。
一日、一生はそうして繋がっているのです。
元気は溜めてもうんちは溜めない。
皆さんの腸に幸あれ!
看護師歴22年と、自身のダイエット・摂食障害の経験から「自分の価値観」を知り、自分軸で取捨選択していくことの大切さを実感。腸活を通して心身の健康をバランスよく無理なく改善したことをきっかけに、自分の心身をトータル的にいたわり、心から人生を楽しむ人を増やし「死ぬときに後悔する人を減らしたい」という思いに至る。セミナー開催を中心に講師活動を展開中。