腸の辞典

体の内側からチカラを引き出す腸活!朝食で腸のスイッチを入れる《腸の辞典》

もうすっかりお馴染みの「腸活」。

様々な情報が溢れ、生活に取り入れている方も多いのではないでしょうか。

美容や健康など、腸活をする目的は人それぞれです。

私の講座では「なりたい自分像を具体的に描く」かつ「本来自分が持っているチカラを呼び覚ます」点を重視して腸活をお伝えしています。

自分のチカラでキレイ・元気が手に入る腸活】を朝から夜までのルーティンシリーズでお届けいたします。

根本から変わる腸活、始めませんか?

 

1. 目覚めのスイッチと腸活地ならし

腸のために起きたらまずしたい事。それは「朝日を浴びる」こと。眠くてもカーテンを開け、明るい光を目から浴びましょう。

これにより実はもう、夜にぐっすり眠る為の準備が始まります。夜しっかり眠る事は腸活にとって不可欠。朝のスッキリした目覚めのサイクルを作ります。

更に腸活の要である飲食をする準備としてうがいを丁寧に。寝ている間に増殖したお口の中の菌たちが胃腸で悪さをするのを予防。さっぱりして、さぁ1日のスタートです!

 

2.1日1回のチャンスを逃さない

腸には「ぜん動運動」という消化したもの、いわゆるウンチを運ぶ動きがあります。

人に備わった「反射」で口に物が入ると胃腸が動く仕組みになっています。

このぜん動運動、1日にたった1回だけ大きく動く大チャンスがやってきます。

それが、空腹の胃に水分や食事が入った時。

起き抜けに冷たいお水をコップ1杯飲み、朝食を摂る事がこの大ぜん動による排便のビッグチャンスを逃さないコツです。

 

3.カロリーのためだけじゃない!朝食の役割

さて、いよいよ朝ごはん。ここで意識したいのが栄養だけでなく「噛むこと」。

噛むという動作には消化が良くなる、お口の中がキレイになる、筋肉が鍛えられる等の利点がたくさん。

これも元々人に備わった仕組みから成り立っています。

流行りのおしゃれなスムージーばかりを朝食にしていると大切なお口や胃腸の筋トレができず冷えの元にも。

しっかりゆっくりよく噛んで朝食を摂ることは胃腸だけでなく全身の元気に繋がるのです。

 

 

4.1日の結果に差が出る〇〇

噛むことの他に意識したいのが「身体を温める=温活」。

起き抜けに冷たいお水を飲んで胃腸を起こしたら、今度は内臓を温めて1日を過ごしてあげましょう。

食事でも身体に熱を生み出す働きがあるのですが、特に効果的なのがたんぱく質。

体温や代謝が上がるので、冷えた状態で過ごすよりも消費エネルギーに大きな差が出ます。

朝の温活で、1日のスタートレベルを上げていきましょう。

 

 

5.万能朝食、その名も「具沢山みそ汁」

では、これらを全てカバーできる朝食とは?朝は忙しいしイマイチ食欲もない…。

そんな方でも簡単に取り組めるのが「味噌汁」。ポイントは具沢山にすること

味噌・豆腐・卵やブロッコリーなどたんぱく質を多く含む食材を使いやすく、発酵パワーで消化の負担も和らげます。

更に汁物なので溶け出す栄養素も漏れなく摂れ、身体も温まります。

具材をよく噛んでゆっくり味わえば、元気な1日のスタートです!

 

意外に奥深い「朝食スイッチ」。いかがでしたでしょうか。

朝食習慣のない方も、できそうな事から取り入れてみると身体は少しずつ変化します。

自分のチカラを信じてチャレンジあるのみ!皆様の元気のヒントになりますように。